遺産分割
孫五人 みんな仲良く 分けました
依頼者
30代男性
亡くなられた方 | 祖父 |
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相続人 | 孫5名 |
遺産 | 土地・建物・証券・預貯金 |
ご依頼の背景
依頼者の祖父が資産を残して死亡しましたが、その祖父よりも子2名が先に死亡していたため、そのさらに子にあたる孫5名が法定相続人となりました。
しかし、それぞれに仕事を抱えているという事情もあり、全員が集まって遺産分割協議を行うのもなかなか難しい状況にありました。
一方で、祖父が残した不動産にはすでに居住している相続人がいるという事情もあり、そのような不動産を誰が取得するかについてはおおむね共通の合意はでき上がっている状態でした。
そこで、依頼者は弁護士に各種手続の代行と、それぞれの意向の調整役になってもらうことを期待して相談に訪れました。
依頼人の主張
依頼者としては、他の相続人と争う意思はなく、全員が満足できるような相続を実現することを希望しておりました。
したがって、権利の主張を強く行うというよりも、人間関係を壊さない円満な相続を行うことが希望でした。
サポートの流れ
弁護士が各種遺産の相続時評価額を調査した資料を取りそろえ、各相続員に目録とともに配布しました。その上で、各相続人の希望について個別に聴取し、この不動産はA相続に、この証券はB相続人に・・・というように遺産分割の案を作成しました。
最終的には分割を行いやすい預貯金で調整を図るなどして相続人5名に納得してもらえる遺産分割協議書を作成しました。
結果
相続人5名は、分割案に納得してくれたので、スムーズに遺産分割協議書が作成されました。その遺産分割協議に基づき、不動産の名義変更を行い、必要な資料を税理士に引き継いで相続税申告期限内に相続税の申告も完了しました。
このような進め方は、相続人間で紛争がないケースでのみ可能ですが、結果的に親族間で争いを発生させずに相続手続を終わらせることができました。
その他の解決事例
亡くなられた方 | なし |
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相続人 | 配偶者・子 |
遺産 | 不動産・預貯金・保険 |
亡くなられた方 | 叔母(実際は母親) |
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相続人 | 長女(依頼者) |
遺産 | 土地・建物・預貯金 |
亡くなられた方 | 夫 |
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相続人 | 妻(依頼者)・長男・二男 |
遺産 | 不動産・預貯金・証券 |